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e-Tax 1月16日からマイナポータルとつながる

2017/01/19

 政府が中心となって運営するオンラインサービス「マイナポータル」。これは、行政機関がマイナンバーの付いた自分の情報をいつ、どことやりとりしたのか確認できるほか、子育ての行政手続きをワンストップで行うことができたり、行政からのお知らせが自動的に届くといった便利なサービスだ。

 このマイナポータルの「もっとつながる」の機能を利用して、国税庁は今年1月16日からマイナポータルとe-Taxをつなげることができるようにした。これにより、マイナンバーカードでマイナポータルにログインすれば、これまで入力していたe-Tax用の利用者識別番号と暗証番号を入力することなくe-Taxにログインし、メッセージボックスの情報を確認できるほか、納税証明書、源泉所得税、法定調書などに関する手続きが利用できる。

 
ただし、利用する際には、e-Tax用の利用者識別番号と暗証番号を入力する初期設定が必要だ。また、所得税の申告書等を作成する場合は、これまで通りに確定申告書等作成コーナーを利用することになる。同コーナーを利用して作成した申告書をe-Taxで提出する際、マイナポータルを経由してログインした場合でも、送信する際には従来どおりe-Tax用の利用者識別番号と暗証番号を入力する必要があるので注意したい。

 なお、マイナポータルにおける行政機関の間の情報連携や、子育てに関するワンストップサービスなどは、平成29年7月以降からの開始を予定している。

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